活動報告

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セシウム汚染された稲わら等畜産を巡る問題等について

2011年7 月20日 (水) 

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東日本大震災復興特別委員会で、牛のえさとなる稲わらから基準値を超えるセシウムが検出された問題について官房長官、農林水産、厚労、文科、経産の各大臣に質問いたしました。この問題では生産者、流通業者、消費者と牛肉を取り巻く全ての方々に大変な被害が出ています。生産者や流通業者は甚大な被害を受けており、早急に賠償金が支払われるよう、また、生産者に対しては大幅な価格下落が生じた場合に補填するマルキン事業をBSE問題の時のように早急に適応するよう求めました。また、原発事故発生以降の稲わらに関する政府の対応が悪く、このような結果となりましたが、早急に牛肉の安全性を確保するため、全頭検査、検査体制の確立も早急に必要であり、稲わらに代わるえさの供給も必要です。官房長官からは政府一丸となって取り組むとの答弁を得ましたが、引き続き畜産に係わる全ての方々への支援が早急に行われるよう全力を尽くして参ります。